ママはお暇中〜子どもたちといっしょに〜

人生の4分の1くらいに、結婚、出産、また出産、離婚を一気に詰め込んだ私の、しばしのお暇。その記録です!

ごめんよ。

トリ子の妊娠がわかり、両親に報告した時、私は大学4年生でした。

内定も頂いて、就職を控えてもいる時期の突然の報告に、当然ながら、お叱りを受けました。

 

トリ子を産むため、頂いていた内定を辞退させていただきました。

今でも会社の方にご迷惑をかけたこと、

社会人として、自分の行動に責任をもてなかったこと、申し訳なく思っています。

 

そして、報告をした際に、父に言われた言葉が今でもたまに思い出されます。

「お前は俺の60年間の全てを裏切った」

 

私も親となった今、その言葉を発した気持ちがわかる気がします。

 

娘である私を育てるために、働き続けた日々も、

自分は高卒で悔しい思いをしたからと、私を大学に行かせてくれ、卒業式の袴姿を楽しみにしていたであろう気持ちも、

いずれは「娘さんをください」と言われ、真っ白なウエディングドレスを着て旅立つ姿を楽しみにしていたことも。

 

私の人生の節目でもあった、卒業や結婚式は、親の人生の節目でもあったのに

卒業式は切迫早産のため、自宅安静をしていて欠席。

結婚式は挙げられないまま、離婚。

ああ、ほんとに私はお父さんの60年間の全てを裏切っちゃったんだな。

 

若くして離婚を決意するには、それ相当の理由があり、その判断に悔いはありませんが、

結婚式での晴れ姿だけは見せたかったなと、友だちのインスタで流れてくる結婚式の写真を見ると思うのです( ˙꒳​˙)

 

トリ子が生まれてからは全力で可愛がり、間もなく生まれたワン子のお世話も手伝ってくれる父に、感謝しないといけないな。